UPDATE : 2023/04/21
ワインといえばフランス、フランスといえばワイン。フランス料理との相性は間違いありません。ガーデンレストラン樹音でワインの香りと味に酔いしれてみませんか?
日本だと夜の外食や飲みに行った先では「とりあえずビール!」の文化が根強いですよね。キンキンに冷えたビールでノドを潤さないと落ち着かないという気持ちはよくわかります。
若い人たちを中心にハイボール派も増えていますが、やはり一杯目はビール、二杯目もビール、ずっとビールとビール党の勢力は衰えを知りません。こだわりのクラフトビール(地ビール)も人気ですよね。
一方、ワインはどうでしょうか?
一杯目からワインを飲むという人はそんなに多くありません。ボージョレヌーボーによって広く知られるようになったワインですが、最初のブームをつくったのは国際ソムリエコンクールで日本人初の優勝者となった田崎眞也さんだと記憶しています。
ちょうど伝説のオペレーティングシステム「Windows95」が発売された1995年のことです。
それ以降、メディアでもワインがよく取り上げられるようになり、テレビ映えもいいことからおしゃれアルコールの代名詞となりました。
ワインは産地×品種×生まれ年ごとに異なる香りと味わいを楽しめるのが魅力です。
たとえばフランス西部のボルドー地方は世界的にも優良なワインの産地として知られています。そのボルドー地方でワイナリーと呼ばれるワインの醸造所はなんと約7,000も存在しています。
誰もが一度は聞いたことがあるはずの「ワインの女王」ことシャトー・マルゴーもそのひとつです。
シャトー・マルゴー、シャトー・ラトゥール、シャトー・オー・ブリオン、シャトー・ラフィット・ロスチャイルド、シャトー・ムートン・ロスチャイルドは5大シャトーと呼ばれており、数あるワインの中でも別格の扱いになります。
それはそうと品種とか年度とか絡むと急にとっつきにくくなるのがワインの難点です。覚えられない=頼みにくいからです。お店にワインリストがあっても、ビールやハイボール、カクテルを注文される方が多いのは値段だけの問題ではないと思います。
ただ難しいからこそ知りたくなるものです。コーヒーや紅茶にハマる人もいればワインの世界に魅了される人もいて、好み以上に知的好奇心が大きいのかもしれません。
フランス料理にワインをおすすめしている理由はシンプルに相性がいいからです。
ペアリングという言葉をご存知でしょうか?みなさんがよく使うBluetooth(ブルートゥース)のペアリングと意味は一緒です。
料理にピッタリのワインを組み合わせる、つまりペアリングによって上質のひとときを過ごせます。マリアアージュもありますが、こちらはフランス語でペアリングとほぼ同意です。
これからワインを飲みはじめるという方はペアリングを気にしなくても大丈夫です。
料理の色に合わせるイメージで、赤は肉料理、白は魚料理ぐらいの知識があればOK。それ以上のことは魔法の言葉「おすすめは?」でカンタンに解決できます。
ワインは専門店だけでなくスーパーやコンビニでも買えるようになっています。チーズをつまみながらのご自宅で楽しむ方も増えてきました。家飲みワインの気軽さは魅力的ですが、飲む環境によってお酒の価値は変わってきます。
キャンプ場で開ける缶ビールとか、プールを眺めながらのカクテルとか、老舗の酒蔵で飲む日本酒とか。本質は同じでも場所が変われば気分も変わり、おいしさも変わるという意味です。
ワインも例外ではありません。
とはいえ本場フランスに飛んでいくのも大変でしょうから、雰囲気のいい近場のフレンチレストランでおいしく飲んでください。ご予算とお好みに合うようにこだわりのワインリストを用意しています。
ワインのいいところはボトルを2~4人でシェアできることです。
無類のワイン好きであれば軽く1本空けてしまいそうですが、やはりグラスを人数分用意して一緒に味わうのがおすすめです。
グラスを片手に感想を語り合うなど、お仲間とのコミュニケーションを楽しみましょう。