UPDATE : 2023/06/26
ところでプロポーズと聞いてどんなイメージを思い浮かべますか? 膝まずいた男性が膝愛の言葉を伝えたあとに指輪を渡す、というのはハリウッド映画の見過ぎかもしれません。
実際にそれをやった人は100人に1人もいないような気がします。
ほかにはサプライズのフラッシュモブとか。ミュージカルみたいに急にまわりの人たちが踊ったり歌ったりするやつです。YouTubeなど動画で見ている分には楽しいと思います。好きな人は好きですし、苦手な人は苦手という仕掛ける相手を選ぶ演出です。
確かにプロポーズには「え?」「ウソ?」「今?」「ここで?」というサプライズ感が欠かせません。でもあまり派手にやり過ぎると万が一にもなかったはずの「ごめんなさい」が待ち受けています。まさかまさかの逆サプライズですよね。
プロポーズはあくまでもさりげなく自然に、一瞬ドキッとさせるくらいがちょうどいいのではないでしょうか。
そもそも結婚を申し込む段階なのですから、相手の合意はほぼ間違いないものと考えられます。こう言ったらこう返してくるというお約束レベルですが、もともと他人だった者同士のこと。人の心、特に女性の気持ちはいつ変わるかわかりません。つまり100%の保証はないわけです。
絶対に失敗したくないプロポーズですが、相手にとっても人生最大の決断であることを忘れないようにしましょう。
プロポーズでなにが大切かといえばタイミングと場所です。これはプロポーズに限ったことではなく、仕事の契約や友人へのお願いなどいろんなケースに共通しています。
わかりやすい例だとお酒に酔ったときなんか「いいよ、OK!」と即答で承諾したりしますよね?
そうじゃないのがトラブルで頭がいっぱいのとき、シンプルに体調が悪いとき、なんとなく誰にも会いたくないときです。
いつでもウェルカムな人も一定数いますが、原理原則として切り出すタイミングはちゃんと選ばなければなりません。
プロポーズに関しては「この日空いている?」と事前に約束をしておくのがマナーです。彼女の誕生日だったらベスト。覚えやすい日、意味のある日をプロポーズデーにした方が成功率も高まりそうです。
女性ならではの直感で「もしかして?」と気づかれるかもしれませんが、それはそれで好都合と考えます。正々堂々とその日を迎えましょう。
ところで場所は?
どこでもいいわけじゃないですよね。
公園とか自宅とかいつもの場所で「結婚しようか?」と告げるというのもわりとよく聞く話ですが、ちょっと日常に溶け込み過ぎだと思います。
やはりプロポーズに相応しい場所で相手が喜びそうな演出を加えたいところです。
ということで第一候補はレストランです。ランチよりもディナーの方が雰囲気ありますよね。常連客でオーナーやスタッフさんとも親しいとか、2人にとって馴染みのレストランがあれば悩む必要はないはずです。
ではなく「さて、どうしようか?」とお悩みの方はいつもよりワンランク、いやツーランクぐらい上のレストランを選びましょう。
なぜなら当日の豪華プランを知った彼女に「やはりそういうことなの」と確信させることができるからです。
ネタバレ上等じゃないですか。
ずっと前から日程も段取りもわかっている結婚式だって、実際にその日になれば感動の連続ですよね。
プロポーズも同じです。
タイミングも場所も問題なければ、あとは自分の言場で気持ちを伝えるのみ。その日は2人にとって大切な記念日になることでしょう。
ガーデンレストラン樹音でもプロポーズのシーンに立ち会うことがよくあります。わたしたちはただ見守るだけですが、無事成功のあとでお祝いの言葉をかけさせていただいたりしています。
「そろそろプロポーズを」と考えているみなさん。趣たっぷりのレストラン、創作フレンチのコース料理とともに一大決心をよりよいカタチに仕上げましょう。